移住

移住先の古民家にてカビと戦う。カビ取り侍の威力。

愛媛県西条市の古民家に移住して数日が経過した頃、問題が発生しました。

家族全員が、慢性的な咳に悩まされる様になってのです。

初めは、引っ越しの際に巻き起こった埃の影響かと思っていましたが、一週間経過しても、家族全員が咳込んでいました。

インターネットで’移住’古民家’などと検索したところ、カビが原因で咳が止まらない事があるとの事。そして、家の中をよく見てみるといたるところにカビが付着していました。土壁には、茶色の斑点の様なカビ・押し入れのベニヤ板には白いカビ・布団が何年も放置されていた押し入れの床板はベコベコになって腐り黒いカビまで発生していました。

色々調べれば調べる程、私たち家族の症状は、カビであると確信しました。

・咳が止まらない

・鼻水が出る

・痰がからむ

もっと酷くなると頭痛や倦怠感も出るそうですが、それはありませんでした。しかし、このままでは夜も眠れず、日中の生活にも支障が出る為、何か対策をしないといけないと思い、色々と試しました。

①壁のクロス

壁のクロスは、カビキラーを使ってみました。カビキラーは誰もが知っている有名なカビ取り剤です。スプレータイプで、カビに散布すると確かに壁のクロスなどは綺麗にカビが取れました。が、手動でスプレーしていると、とにかくしんどい・・・。そして量が少ないので古民家で使用するには量が少ないので多くの面積をカビ取りしようとするとかなりのお金が必要です。

そこで、YouTubeで見つけた、キッチンブリーチ(キッチンハイター)10㎖を水200㎖と合わせ、最後にマジックリンをワンプッシュした溶液をハケで塗る事にしました。結論、壁のカビは綺麗に取れ、ブリーチの漂白の力でその他の汚れも綺麗に取れました。

しかし、この家の壁紙クロスは白だっだのでよかったのですが、色付きの壁紙クロスだと漂白されて白くなってしまうので、注意が必要かもしれません。

②木材・土壁

木材と土壁用は、カビ取り侍強力仕様、という溶液を購入しました。

こちらもインターネットとYouTubeで検索し、評判が良かった事と、数日経つと人体への影響が無いと説明があったので選びました。

我が家は家全体がうっすらカビているので、大量のカビ取り剤が必要だった為、カビ取り侍強力仕様・5000gという大容量のタイプを購入。

このカビ取り侍強力仕様の良いところは、3倍に希釈するとカビ取り侍通常使用と同じ濃度になるそうで、元々、通常使用のタイプも希釈して使うことから、通常使用よりもコスパ良いです。

そして、大量にカビ取り剤を噴霧する為、噴霧器を購入しました。

こちらは特にこだわりもなかったので、Amazonでマルハチ産業4ℓ蓄圧式噴霧器という商品にしました。

いよいよ、カビ取り剤の噴霧です。カビ取り侍強力仕様を4倍に希釈し蓄圧式噴霧器に投入。噴霧器の上部にあるハンドルを自転車の空気入れの要領でシュコシュコと空気を圧縮し完成。

実際に噴霧してみると、数分間は噴霧でき、非常に楽です。そして、スプレーと違い、持ち手が長いので高いところも届きます。便利!

そして一旦10畳ほどの和室へのカビ取り剤の噴霧が終了。2週間経った今では、あれほど酷かった家族全員の咳が収まりました。

ありがとう!カビ取り侍!

最後に注意点ですが、漂白剤が入っているので、服装には注意しましょう。私は黒の服を着て作業しましたが、噴霧した溶液が風に舞って服に付着し、一部が真っ白に漂白されてしまいました。また、ベッドの上に舞い降りた溶剤がベッドカバーもしっかりと漂白してしまいました。

あと、希釈を濃いめで作った為、木材の一部が白く変色しました。これは、変色してもあとで色を塗れば良いと思いながら噴霧していたので誤差の範囲ですが。

それでは。

ABOUT ME
ヒロボウズ
40代前半にしてうつ病により会社を退職。節約・節税・投資で生き方を模索中。